シキミ
 しきみ(樒) シキミ科    分類:木・常緑  学名:Illicium anisatum

2004年04月03日   花びら:7枚以上   色:東京都高尾山 にて
木に香りがあり、抹香や線香の原料にされる一方、木や葉、特に実に強い毒性があるため、昔から「悪しき実」と呼ばれていたのが名前の由来。仲間には ミヤマシキミ 
ミヤマシキミ
、 ウチダシミヤマシキミ 
ウチダシミヤマシキミ
、 ツルシキミ 
ツルシキミ
がある。

シキミ


シキミ


2011年04月02日   花びら:7枚以上   色:東京都某薬科大学2薬用植物園 にて
実は有毒だが花に毒はなく、清そで慎ましやかなことから、仏事に用いられたり、お寺やお墓に植えられる。なお神事にはご存知のように サカキ 
サカキ
が用いられる

シキミ


2013年02月19日   花びら:7枚以上   色:東京都某薬科大学2薬用植物園 にて
シキミの種。下は種が落ちた後の異様な姿をした硬い殻。ちなみに、中国料理の香辛料である八角は、トウシキミの実で、むろん、これに毒性はない

シキミ


シキミ


2012年03月02日   花びら:7枚以上   色:小石川植物園 にて
シキミの花芽。一つの花芽の中に十数枚の花びらが納まっている

シキミ


シキミ


2009年02月15日   花びら:7枚以上   色:小石川植物園 にて
 

シキミ


シキミ


2008年07月06日   花びら:7枚以上   色:東京都某薬科大学2薬用植物園 にて
これが「実に毒ありて悪しき実」といわれる実。日本では毒物及び劇物取締法という法律で、植物で唯一、劇物に指定されています。なお、かってはモクレン科に含まれていたが、現在はシキミ科に分類されている。

シキミ


シキミ