サネカズラ さねかずら(実葛) マツブサ科 学名:Kadsura japonica 別名・別読み: ビナンカズラ(美男葛)、ビンツケカズラ、ゴミシ(五味子) |
2011年08月27日 | 東京都大田区 にて | まるで真っ赤な イチゴ のような実に見える雄花(右)。しかし実になるのは下の緑色の雌花のほう |
2005年09月01日 | 目黒自然教育園 にて | これは雄花。赤紫の球形の中心部の周りに無数の雄シベを付ける |
2005年07月23日 | 小石川植物園 にて | 雌雄異株、まれに同じ木に雌雄の花を付ける同株。雄花も雌花も同じ花の姿をしているが、これは雌花で、後に果実となる球形の部分が緑色をしている。サネカズラから品種改良され、葉に斑が入る ニシキカズラ がある こちらはつぼみと、花びらが散った直後の果実 |
2005年01月28日 | 千葉県鋸南町 にて | サネカズラの雄姿?。巻きつかれたほうはたまらない。別名ビナンカズラ(美男葛)やビンツケカズラ。かって樹皮や枝を水に漬けたり煮て、出てくる粘液を整髪料に使ったことから。今でもこの果実を採集し乾燥したものを、南五味子(なんごみし)といい、滋養、強壮の漢方薬に使われる |
2003年12月21日 | 目黒自然教育園 にて | 実が美しいカズラ(葛)というのが名前の由来。万葉集にはこのサネカズラ登場する。蔓が複数に分かれて伸び、分かれた枝がその先でまたからみ合うということから、「逢う」の枕詞として用いられている。 |