イエギク
 いえぎく(家菊) キク科    分類:草  学名:Chrysanthemum grandiflorum
別名・別読み: サイバイギク(栽培菊)

2013年10月27日   花びら:7枚以上   色:筑波実験植物園 にて
イエギクとは品種改良された園芸種のキクの総称で、単にキクと言うとこのイエギクを意味する。野生のキクはノギク(野菊)として区別される。中国の宋から明の時代に、 チョウセンノギク 
チョウセンノギク
と ハイシマカンギク 
ハイシマカンギク
の交雑により作り出されたといわれる

イエギク


イエギク


2013年10月27日   花びら:7枚以上   色:神奈川県大船フラワーセンター にて
日本に渡来した年代は不正確だが、枕草子や源氏物語から登場し、万葉集にはないことから、平安時代中期といわれている。その後江戸時代にもてはやされ、元禄時代には2百種も作出されている。これらが西洋に渡り、西洋でのブームが起きる

イエギク


イエギク


2013年10月27日   花びら:7枚以上   色:筑波実験植物園 にて
品種はさまざまで、大きさにより大菊、中菊、小菊と分類されたり、日本で栽培されたものを和菊、西洋でのものを西洋菊とも区別する。西洋菊の中には、 スプレーギク 
スプレーギク
や食用にするための リョウリギク 
リョウリギク
なども含まれる

イエギク


イエギク