チシマザサ ちしまざさ(千島笹) イネ科 学名:Sasa kurilensis 別名・別読み: ネマガリダケ(根曲竹)、タケ(竹) |
2008年05月05日 | 福島県安達太良山 にて | 別名のネマガリダケの名前は茎(稈)がこのように曲がることから。雪の重みで横に倒され、雪解けが始まると、曲がりながら立ち上がる |
2004年10月18日 | 那須岳 にて | チシマザサは日本海側の雪の深い場所にしか分布しないが、那須岳の太平洋側の斜面にだけ群落を作っている。那須岳の主峰、茶臼岳と朝日岳の間にある峰の茶屋は一年中日本海側の強風が太平洋側に抜ける風の谷で、この風が種を運んでくることが原因とのこと。 緑の草原に見えるのはチシマザサの群落 |
2004年10月18日 | 那須岳 にて | 別名ネマガリダケ。これは根元が弓のように曲がるから。材質はしなやかで竹細工に適し、また小さなタケノコは山菜として非常においしい。 クマザサ とそっくりだが、クマザサは名前のように、葉の周りが白く隈取のようになるのに、こちらはならない |
2008年05月06日 | 福島県安達太良山 にて | 細い枝が密生したチシマザサをよく見かけるが、これはチシマザサてんぐ巣病によっできる菌えい。えい化した枝は、毎年小さくなりながら枝をだしていく |