ヤブコウジ やぶこうじ(藪柑子) サクラソウ科 学名:Ardisia japonica 別名・別読み: ジュウリョウ(十両) |
2002年07月04日 | 目黒自然教育園 にて | 山林の日陰に育つ小さな常緑樹。秋に赤くなる実は、冬もそのままなので、観賞用としてもおなじみ。花は小さく目に付きにくいが、良く見ると上品なピンク。 センリョウ(千両) 、 マンリョウ(万両) 、 カラタチバナ・ヒャクリョウ(百両) の仲間で小さいことから、別名十両。なお一両は アリドオシ のこと |
2009年01月12日 | 千葉県富山 にて | 日の当たる場所で見つけたヤブコウジの実。なお従来の新エングラー体系、クロンキスト体系では、ヤブコウジ科とされていたが、新APG体系ではサクラソウ科ヤブコウジ属に分類される |
2002年12月27日 | 東京都高尾山 にて | ヤブコウジの名は最近の名で、ヤマタチバナ(山橘)が古来よりの名前。 タチバナ とはコウジミカン(柑子)の古名。十両というのは、背丈が10〜20cmしかなく、実も付き方が少ないため。なお、 アリドオシ が一両と言われる。 |