ハンゲショウ はんげしょう(半夏生、半化粧) ドクダミ科 学名:Saururus chinensis |
2002年07月03日 | 大田区多摩川台公園 にて | 中国暦の七十二候では夏至から11日目、7月2日頃より5日間を半夏生と呼ぶ。この頃花を付けるのが由来という説と、花に近い葉が白くなるので半化粧という説がある。 上は神奈川県立東高根森林公園、下は皇居東御苑にて |
2012年05月09日 | 筑波実験植物園 にて | ハンゲショウの若芽。といっても水の中に生える。太い地下茎で分布を広げて群生する。なお、ハンゲ(半夏)の別名を持つ カラスビシャク や仲間の オオハンゲ 、 ニオイハンゲ はこの時期に花を咲かせることからの名前 |
2008年06月25日 | 神奈川県大船フラワーセンター にて | 水辺や湿地に生えるの野生植物で、群生も見られる。1ヶ月もすると白い部分は緑に戻る。同じように葉が白くなる植物に マタタビ や ミヤママタタビ がある。。 |
2008年09月30日 | 筑波実験植物園 にて | 半夏生の白い葉は、花が咲いた後は緑に戻るというので、気にかけていたのだが、この時期になっても完全に緑には戻っていない。もうすぐ枯葉になる時期なので、これが限界なのか? 上は神奈川県大船フラワーセンターにて(10月) |
2008年07月26日 | 東京都薬用植物園 にて | 半夏生の時期から2週間ほどたった様子。徐々に緑に戻っていく。はたして、完全に緑になるのはいつごろ? 下は東京都某薬科大学2薬用植物園にて |
2002年07月03日 | 向島百花園 にて | 葉が白くなるのは葉緑素が抜ける現象で、葉の茎に近いところから次第に広がっていく。全体が白くなる途中は、おしろいを半分塗ったようにも見える。どうも「半化粧」という説が正しい気がするのだが。しかし、北アメリカ原産の アメリカハンゲショウ は、葉が白くならないので、やはり「半夏生」が正解かも |